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2016年4月11日(月)−4月30日(土)

渡辺兼人写真展『PARERGON(パレルゴン)』

13:00-19:00 日曜休廊

作家略歴   ステートメント

© kanendo watanabe


展示作品:モノクロ写真 全紙 約14点展示予定



 

作家略歴

  1947 東京に生まれる
    1969 東京綜合写真専門学校卒業
    1982 第7回木村伊兵衛賞受賞


       

個  展   

1973   『暗黒の夢想』ニコン・サロン(東京)
  1974   『神秘の家、あるいはエルベノンの狂気』シミズ画廊(東京)
  1981   『既視の街』ニコン・サロン(東京)
  1982   『逆倒都市』ツアイト・フォト・サロン(東京)
  1983   『逆倒都市Ⅱ』ツアイト・フォト・サロン(東京)
      『類と類型』オリンパス・ギャラリー(東京)
  1984   『逆倒都市Ⅲ』ツアイト・フォト・サロン(東京)
  1985   『人形1973-1983(制作 四谷シモン)』
      『ジャック・ザ・リパーに関する断片的資料1973』つくば写真美術館'85(つくば市)
  1987   『YAMATO-TOKYO』Gスペース(東京)
  1988 『YAMATO-大和』ツアイト・フォト・サロン(東京)
  1990   『YAMATO-F』朝日ギャラリー(東京)
      『彷徨・写真・城市』パストレイズ・フォト・ギャラリー(横浜)
  1992   『L'ATALANTE』平永町橋ギャラリー(東京)
      『昭和六十六年 葉月』ツアイト・フォト・サロン(東京)
  1993   『YAMATO1987-1990』ピクチャー・フォト・スペース(大阪)
  1994   『神無月迄』ツアイト・フォト・サロン(東京)
  1996   『水無月の雫(参)』ツアイト・フォト・サロン(東京)
  1997   『水無月の雫』江寿画廊(京都)
  1998   『半島』エッグ・ギャラリー(東京)
  1999   『半島』江寿画廊(京都)
  2000   『孤島』銀座九美洞ギャラリー(東京)
      『(島) 光の暴力』エッグ・ギャラリー(東京)
  2002   『水無月の雫(弐)』銀座九美洞ギャラリー(東京)
  2003   『渡辺兼人 写真展』何必館・京都現代美術館(京都)
  2004   『陰は溶解する蜜鑞の』ツアイト・フォト・サロン(東京)
  2005   『孤島』アートプランニングルーム青山(東京)
  2006   『雨』ギャラリー山口(東京)
  2007   『摂津國 月の船』ギャラリー メスタージャ(東京)
  2008   『雨の営み』巷房(東京)
  2010   『忍冬・帰還』何必館・京都現代美術館(京都)
    『忍冬・帰還』ギャラリー メスタージャ(東京)
  2011   『忍冬・帰還』Beansseoul GALLERY(韓国・ソウル)
  2012   『水脈の貌』ギャラリー メスタージャ(東京)
    『水脈の貌』Beansseoul GALLERY(韓国・ソウル)
  2013   『真菰は』ギャラリー メスタージャ(東京)
  2014   『野老』ギャラリー メスタージャ(東京)
    『真菰は/野老』Beansseoul GALLERY(韓国・ソウル)
  2015   『半島/孤島/水無月の雫』ツアイト・フォト・サロン(東京)
    『泡沫の声』ギャラリー メスタージャ(東京)
    『泡沫の声/半島』Beansseoul GALLERY(韓国・ソウル)
    『雨はどのように降るのか』ギャラリー メスタージャ(東京)

グループ展   

1985   『パリ・ニューヨーク・東京』つくば写真美術館'85(つくば市)
  1986   『日本現代写真展』(バルセロナ、マドリッド、ビルバオ、バレンシア巡回)
  2008   『シネフィルと写真』ギャラリー メスタージャ(東京)

出  版

1980   『既視の街』(新潮社)
2003   『渡辺兼人 写真集』(何必館・京都現代美術館)
2015   写真集『既視の街』東京綜合写真専門学校出版局

コレクション

東京都写真美術館(東京)
  A.O.I. ギャラリー(U.S.A.)
  ツアイト・フォト・サロン(東京)
  何必館・京都現代美術館(京都)
  川崎市民ミュージアム(神奈川)
  エッグ・ギャラリー(東京)
  江寿画廊(京都)
  ギャラリー メスタージャ(東京)


ステートメント
作品と作家

いつの頃からか、写真家を、写真作家、写真のことを、写真作品と称する様になったのか。
写真を“思考する”とは何か。
写真を、理解することの関係を語ることとは何か。
写真を語る主体とは誰を指し示しているのか、写真の知覚されたものと、不知覚なものとの関係とは何か。
パレルゴンとは、何度も何度も、写真の水面上に浮かび上がってくる沈殿物である。