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小沢  朋範  写真展『PICTOGRAPH』

2015年7月20日(月)−8月1日(土)

13:00-19:00 日曜休廊 最終日17:00まで

略歴  ステイトメント  

(c)Tomonori OZAWA
 
(c)Tomonori OZAWA
 
(c)Tomonori OZAWA
© Tomonori OZAWA

展示作品: 4×5inch カラーネガフィルム、アーカイバルピグメントプリント 9点展示予定


作家略歴
1976年 神奈川県茅ケ崎生まれ
2001年 東洋大学経営学部経営学科卒業
2003年 東京綜合写真専門学校卒業
2005年 東京綜合写真専門学校研究科修了

主な個展
2006年 DIVISION (ギャラリー山口)

主なグループ展
2013年 NIGHT&DAY newlandscape photographers in japan(ギャラリーアートアンリミテッド/東京)
柴田敏雄賞受賞
2007年 世界は誰のもの(bankart NYK/横浜)
2006年  Tales(bankart1929/横浜)
2005年 Lookaway(みなとみらいギャラリー/横浜)
ONWARD Compe 14finalist(Philadelphia USA) selected by Andrew MOORE



ステイトメント

タイトルにしているPICTOGRAPH(ピクトグラフ)とは、本来、交通標識や非常口などのマークで、絵文字としての意味であり、日本では1964年の東京オリンピックの開催に伴い世界の人々との共通のコミュニケーションツールとして社会に多く導入されたものです。

撮影を始めたきっかけは、この様な単純な記号が写真という情報の多いメディアを通した時どのように見えるのか、素朴な疑問と興味でした。

しかし、東日本大震災で福島第一原発の映像を見た時、壁面に描かれた「ドット柄の波模様」は自分にとってまさにピクトグラムと言えるものでした。それからは、人々が「見ようとしないが、見えないと困る」といったものがこの様な色や形に表されていると感じるようになりました。

首都圏沿岸部の工場や物流倉庫などを対象にしたこのシリーズは、社会の中でカモフラージュされた情報をPICTOGRAPHとして示しています。

小沢朋範